
旧沢ヶ内小学校(現「汗見川ふれあいの郷 清流館」)
歴史をさかのぼると、明治時代からの古い歴史があるこの小学校ですが、そんな歴史の歩みが沿革史として『沢ケ内小学校 百年の歩み』に掲載されています。
そちらから引用すると、もともとは修業年限4年制の小学校として明治26年に設立されたこの小学校。明治39年に「沢ヶ内尋常小学校」という名称となり、実業補習学校も併設されていました。
のちに、明治40年には6年制となり、2年後に平屋100坪の校舎が竣工となりました。その後も名称が少し変わりながらも、昭和30年に町村合併をきっかけに校名が「本山町立沢ヶ内小学校」となりました。
その翌年には今の校舎の前のものにあたる、旧校舎が竣工。まわりには教員住宅が建てられ、子ども郵便局の活動も活発で、たびたび表彰を受けていたようです。
現在の汗見川ふれあいの郷清流館はもともと小学校でした。
小学校の名前は「沢ヶ内小学校」と書き、「そうがうち」と読みます。
人口減少のため、平成16年に廃校となった小学校です。
平成2年になると、今の建物である新校舎が竣工。
1階は鉄筋コンクリートで、2,3階が木造建築の木の温かみを感じられる校舎となりました。
現在の自炊室ともなっている「図書室」は本棚はそのまま、そして本も学校時代に使われていた本をそのまま置いています。(写真よりは本の数がだいぶ減っています)
「この本、なつかしい」なんて、ご宿泊されたお客様の中には言われる方もいらっしゃいます。
また現在は宿泊部屋となっている「2学級」。
他にも1学級、3学級、音楽室が同様の広さの部屋となっていますが、いずれも子どもたちが昔、楽しく過ごしていた思い出の部屋を活用しています。
こちらは現在は和室の大部屋としてご利用いただいていますが、黒板は学校時代を感じていただけるようにそのまま残しています。
そんなこともあり、自分の子供時代を懐かしみたくなる、そんな空間がたくさんあります。
汗見川ふれあいの郷清流館にお泊りの際は、ぜひそんな歴史や文化に想いをはせてみてください。










